谷川俊太郎の名訳を読まずして・・・
思いがけずヴィレッジ・ヴァンガードで見てしまった「日本語訳開始40周年」の帯についてちょっと。
この帯にある
"谷川俊太郎の名訳を読まずしてSNOOPY好きとはいえない。"
という挑発的とも取れるコピー。確かに違和感がありましたし、特に英語で読んでいる人は反感を持ったんじゃないでしょうか。
日本語訳40周年はつまり谷川さんにとっての40周年でもあるわけです。その功を労ったための表現で、翻訳の方が原書よりも重要というつもりは無かったと思います。それはいくらなんでも無謀でしょう。が、私はそれだけでなく、
"スヌーピー好きを自称するなら、和訳のコミックくらい読んでくださいな"
と言いたかったのではないか、と思えてなりません。ほら、目の前に和訳の本があるんだから、買って読んでよ、と。・・・ん?これはただの私の意見か? 実際、私はそう思っているんですが、肝心のお勧めのいい本というのが書店に無いんですよね。
そういえば当時(2~3年前)は書店でもフェアがあったんでした。帯を新調して既刊の書籍を並べてましたね、出版社を越えて。しかし今年の状況を考えると…売れなかったんでしょう、やるだけやっても。それで何もしなくなったに違いありません。
・・・・・・
まあ、それはそれとして話題を変えます。
片思いばかりで両思いがいないと一般に言われるピーナッツのキャラクター達。しかし、それは事実に反します。上の表紙の写真の2人は周囲も公認していた仲良しカップルだったのです。
さて、この2人の名前は? (ヒント : 第1話から出ています)
"この2人の名前を知らずしてSNOOPY好きとはいえない。" とは言いませんが、十分条件にはなるでしょうか。
| 固定リンク
コメント
えーっと、シャーミーとパティ…ですよね。表紙にするにはなんともマニアックな人選…
でも、最初期三人組のネタは結構好きです(しかし日本語版は月刊スヌーピーだけ…なぜだ!)
ちょっと古い記事へのコメント失礼しました。
投稿: quaint | 2012.03.14 01:39
quaintさん、こんにちは。古い記事でもOKですよ。
私も初期の作品は好きです。後のチャーリー・ブラウンを思うと、あの頃はこんなに快活だったのに…と、ちょっと泣けてきますが。
投稿: TOSHIKI | 2012.03.14 22:33